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新・旧ジャンル問わず、CARATE-JPメンバーのオススメCDやDVDを紹介しています。
趣味性がでるので、メンバーのパーソナリティもバレそうですが、まぁ・・・。

" Karin's Voyage " Karin Krog ● ポリドール UCCM-4005
ノルウエイの国民的JAZZボーカリストのベスト盤。未聴の方にはおそらく衝撃的な内様。Acid Jazzというジャンルが定着して以来、それらの音楽の何処がアーシーなんだろうと首を捻っていたのですが、これこそアーシーなJAZZの最良のものと言い切れます。スティーブ・キューンのリリカルなローズ、リズム隊の超絶グルーヴも最高です。M-10「Meaning of Love」M-4「Raindrops, raindrops」はいつになってもフロアをわかせていく事でしょう。(夏目)

" A DONNY HATHAWAY COLLECTION " Donny Hathaway ● SONY SRCS-7977
私がソウルの世界にはまるきっかけになった大好きな1枚。 M-1「A SONG FOR YOU」 は、レオン・ラッセルのカバー。とにかく渋くて泣けます!このアルバムには、ダニーのデュエット相手として欠かせない存在の、ロバータ・フラックとのデュエット曲が6曲入ってます。私もライブで歌った M-10「YOU ARE MY HEAVEN」 、マービン・ゲイのカバーM-11「WHAT'S GOIN' ON」や、キャロル・キングのカバーM-14「YOU'VE GOT A FRIEND」 も、原曲とは違う雰囲気でとても良し。最後のM-15「THIS CHRISTMAS」 は、ソウルフルなクリスマスソングになってます。(tommy)

" La Famiglia Benvenuti " Original Soud Track ● Avanz SP/CR-200001
10年ほど前の東京で一世を風靡したイタリアの映画音楽作曲家、Armando Trovaioliのまさに隠れた名盤。ボサあり、まったり系ラウンジあり、洒落たオルガン・ロックあり、スパイサウンドあり、など、ほぼ全曲聴き物。日本の70年代のTVホームコメディの音楽にもお洒落なものが多いが、それも全てはこのアルバムの影響かと思う。中でもM-9「Dicisione」 は、最近クラブ系でリミックス・カヴァーなどが出てかなり人気のある曲(もちろんこれがオリジナル)。(渡辺)

" Someday my prince will come " Chet Baker  ●VACE-1107
生涯クスリから手が切れずマフィアには演奏ができないよう前歯を抜かれ、イタリアでは投獄、そして最期はアムステルダムのホテルから転落死という破天荒な人生だったチェットベイカー。そんな死の10年前コペンハーゲン「モンマルトル」でのライブCDです。ギター、ベース、トランペットというめずらしいトリオでプレイしています。おすすめのM-1「Gnid」はタッド・ダメロン作曲でコルトレーンと共演している佳曲。クスリを入手するために安易なレコーディングが多い晩年のチェットですがこの時期は演奏内容も充実していています。肉声のようなハスキーでゆたかなトランペットは必聴デス。(オカダ)

" さよならセシル " 小島麻由美 ● ポニーキャニオンPCCA01206
是非一度、お会いしてみたいSo Cute な小島麻由美さんのアルバム三作目。イントロから「妖怪人間ベム」や「犬神家の一族」を彷佛とさせる M-01「夏の光」は、初めて聴いた時から特別に好きな曲です。例えばこの曲は生と死についての歌だと思っているのですが、そのタイトルを「夏の光」とした所に彼女を好きな理由があるような気がします。そして僕が夏を好きなのは生命力に溢れている煌めきの季節だからナノデス。(夏目)

" 1985-1986 New Mix In One Go! " Yello ● Polygram 826773-2Q [輸入盤]
80年代と云う「何でもあり」な混沌の時代の中でも、とりわけ『あだ花』のように咲いたスイスの二人組。ジャズ・ソウル・ディスコ・フォーク・ロック等、ありとあらゆるジャンルの曲をまるでレイプするかの如く料理しまくり、結果、どこにも存在しない下品で胡散臭さ大爆発の超B級サウンドが完成。元々がエンジニア上がりと云うのも手伝ってか、異様なまでにサウンドクォリティが高く、かつ異常に演奏がウマイ。このアルバムは彼らの代表作を集めたリミックス・ベストで、映画『摩天楼はバラ色に』で使われた「Oh Yeah!」当時のファッション・ショーでさかんに使われた「Visious Game」大ヒットした「Angel No」など、おいしい曲が目白押し。カラテサウンドの有る意味源流とも言える名(迷)盤。(渡辺)

" DON'T CRY OUT LOUD " Mellisa Manchester ● SONY SRCS-7977
ポップスかと思いきや、ブルーアイドソウルのメリッサ。彼女の歌声は、山下達郎がデュエットの相手にフィーチャーした程。彼のシングル『Standing in The Light』でデュエットしてます。このアルバムで有名なヒット曲はM-3「DON'T CRY OUT LOUD (あなたしか見えない)」 で、映画『ブリジットジョーンズの日記』で主人公が熱唱してるシーンも。 M-5「Bad Weather」 はダイアナ・ロス&シュープリームスの73年のヒット曲のカバー。このアルバムのプロデューサー、リオン・ウェア作M-4「Almost Everything」 はいかにも彼らしい切ないダンスチューン。全体的にコテコテのソウルではないのでソウル好きじゃなくても聴きやすいかも。(tommy)

" The Other World " Judy Roberts ● P-Vine PCD-23230
クラブJAZZファンには定盤、ジュディ・ロバーツの2ndアルバム。ジャケのアップ写真も、相当にイイ顔してますよね。クセの少ない伸びやかな声と適度なメロウネスがとっても心地良く、MDウォークマンにソっとしのばせて 一人旅をしました。旅先で聴くGino Vanelliの名曲M-1「The River Must Flow」 は、ツアー先で聴く矢沢永吉「バーボン人生」のようなモノ。のっけから盛り上がらないハズのないM-2「The Other World」、Gato Barbieri作のサントラ名曲M-3「Last Tango In Paris」、Leon Russellの高速チューンM-8「Rainbow In Your Eyes」 などなどキキドコロ満載。ルパン・サウンド好きもマストでしょう(?)。(夏目)

" HIP TEENS DON'T WEAR BLUE JEANS " FRANK POPP ENSEMBLE ● UNIQUE 050 [輸入盤]
「HIP TEENS 〜」のシングルCDです。M-2「ON THE TWELVE VERSION」をイベントで聴いた時にヤラれた〜という感じでした。踊らずにはいられないです。なんとも人を喰った馬鹿バカしさ漂うスーパーマン・カラーのジャケや、ダンサブルな曲から「ANGEL NO」のイエロー(上のレビュー参照!)を思い出しました・・・。理屈抜きで楽しめる一枚。(夏目)

" Bud Powel In Paris " Bud Powell ● ワーナー WPCR-504
Bud Powell最晩年のレコーディング。タイトル通りパリに移り済んでいた頃の作品。最早40〜50年代初期に見られた神がかった演奏は望むべくもない。演奏は間違う・指はもつれまくり・走ったりもたったりまでしているなど、このアルバムで初めてBudを聴くと、「素人か」と思われてそれっきり、と云う危険がある。しかしそれでもあえてこれを押す理由は「神から人間に戻ったミュージシャンの心の内が赤裸々に語られている」からに他ならない。絶頂期の人を寄せ付けない、決して感情を表に出さない作り込まれた完璧な演奏に対して、ここで聴かれるのは、人生のピークを過ぎた人間の心の吐露だ。ストレートに感情がフレーズの一つ一つに込められている。それはM-3「Body And Soul」、M-9「Little Benny」、M-10「Indiana」 など、絶頂期の同曲と比べれば一聴瞭然。 M-8「I Can't Get Started」 は、まさに苦悩の告白の如きで、聴くものの胸をえぐる。(渡辺)

" Borne Performer " Linda Lewis ● SONY SRCS-7977
1995年10月に来日して行われた、渋谷ON AIR EASTでの初ライブアルバム。何と言っても、リンダの4オクターブの声が素晴らしい!4オクターブ出るVoは他にもいると思うのですが、リンダが元祖だと私は思います。しかも70年代の歌声とあまり変わっていません。日本人コーラス(コーザ・ノストラ)も参加。私が生で観たかったライブのひとつです。(tommy)

" OBRAS " QUARTETO EDISON MACHADO ● VIVID SOUND CORPORATION VSCD 9014
ボサ・トレスやセルジオ・メンデスなどで活躍したブラジルのミッチ・ミッチェル(?)、エジソン・マシャード率いるカルテットの70年度作品が待望のリイシュー。先にリイシューされた「Edison Machado e Samba Novo」で、その爆発的かつスピリチュアルなドラミングに衝撃を受けた人も多いはず。このアルバムも同路線でョビンのM-1「Corcovado」やボンファのM-4「Manha de Carnaval」、ガレスピーのM-5「EXOTICA」なども収録。聴き所満載。硬派です。(夏目)

" Night In Manhattan " Lee Wiley ● SONY SRCS-9168 [mono]
50年代ジャズ黄金期を代表する歌姫、Lee Wileyのおやくそく盤。ジャケットのセンスもさる事ながら、全体にただよう過ぎ去った過去を思い出すような束の間のロマンティシズムが見事。ややハスキーな「姉御声」を、Bobby Hackettのノスタルジックなトランペットが「まったり感」を演出して好サポート。 リチャード・ロジャースの名曲「Manhattan」 は他に比べようがないほどのこの曲の全てのバージョンの最高峰。何とも幸せな気分になります。他のジャズボーカルものの演奏によく見られる声と楽器の比重が半々と云う、「埋め尽くされた音空間」はここにはなく、あくまで歌を全面に出す為のある種「スカスカ」な演奏。超絶なテクニックをワザと押さえて雰囲気作りに専念するストイックさ。 見事です。(渡辺)

" Expansion " Lonnie Liston Smith ● BVCJ-37117
Black Jazz/Soulの定盤。疾走感あふれるタイトル曲M-1「Expansion」を『俺のテ−マ曲だ!』と言いはる男が身近にいますが、彼はかなりのハードボイルド派。その気持ち、分かります。ロニー・リストン・スミスのカッコ良さは、男心をくすぐる何かがあるのです。人力グルーヴに絡むアナログシンセやローズは70年代マジック炸裂。ファルセットで歌われるバラードM-5「Peace」の美しさは溜め息ものです。(夏目)

" adelante ! " audio location ● LISTENING PEARLS mole cd 046-2 [輸入盤]
2002年発Future Jazz系のオススメです。まずM-1のインスト「azul de voce」で即買い。飛び道具的なアナログ・シンセのツボにハマったピンポイント攻撃や、クールなリズム隊にヤラれます!M-7「another bossa」は英詞の小粋なデュエット・ボッサ・チューン。ん〜ー、チャッチーの意味をよく知ってますネ。全体的には男性・女性ヴォーカルもの中心。ポル語のbossaや、ちょっとFunkyな英語曲、アンビエントなど幅広くバランスよく計算されたアルバム。因に裏ジャケのほうがステキ!(夏目)

" Perfect Angel " Minnie Riperton ● 東芝EMI TOCP-3444
ミニーと言えば、5オクターブの声と「Lovin' you」で有名です。このアルバムにも「Lovin' you」は収録されていますが、私のお気に入りは「Our lives」。隠れた名曲だと思います。このアルバムには「free」で有名な、デニス・ウィリアムスがchoで参加。プロデューサーはスティービー・ワンダーです。(tommy)

" LOST LOVE " Paula Castle ● 東芝EMI TOCJ-62082 [mono]
最近「幻のシンガー」とかよくキャッチで見かけますが、ついつい気になって思うツボ。このベツレヘムの一枚もそのパターンでしたが、とにかく素晴らしい内容。ポーラ・キャッスルのJAZZヴォーカル・スタイルは、クリス・コナーやジュリー・ロンドン系のアクの無いサッパリ型で、それでいて他には求めえないかけがえの無いもの。サム・モストのフルートを中心とした小編成の伴奏も心憎いばかりのアレンジ。中でもM-6「You don't know what love is」M-7「Love is a one way street」はこの有名なスタンダード曲の中でも白眉の名演!(夏目)

" Musicalmente " V.de Moraes, A.C.Jobim, Toquinho & Miucha
  ● DURACAO DVDME-001 [輸入盤/DVD]
みんな動いてるよ・・・ボサノヴァのお宝DVDです。77-78年頃の、ヴィニシウス、ジョビン、トッキーニョ、ミウシャのおそらくTVショーです。酒をあおりながら歌うヴィニシウスの不良老人っぷり、ちょっとお疲れのジョビン、トッキーニョのバカテク、ミウシャのサービス精神を是非見て下さい!この頃、この豪華メンバーが集って活発に活動しており、ヴィニシウス&トッキーニョは、ミウシャのかわりにマリア・ベターニャやマリア・クレウザとブエノス・アイレスでのライブ録音を、ジョビン&ミウシャはアルバム2枚ほど録音を残しています。しかし閑人のジョアンの映像はDVDになる日がくるのでしょうか・・・(夏目)

" THE ART OF TEA " Michael Franks ● ワーナー WPCR-2542
AOR界のダニーロ・カイミ、マイケル・フランクス75年作品。そのホッコリとした独特の歌声とずば抜けたソングライティング。永年愛され続けているのも頷けます。曲では次のアルバム「Sleeping Gypsy」に収録されている>ジョビンに捧げた「アントニオの唄」が有名だけど(UAもカヴァー)、アルバム全体をつつむこのリラックス感はこちらの方が上です。でもファンクラブのサイトの投票を見ると、このアルバムは13位でした・・・でも絶対オススメ。(夏目)

" Wonder wrote it. " DJ.SPINNA & BOBBITO aka DJ.CUCUMBERSLICE
  ● For PROMOTIONAL PUPOSES ONLY
[ 一応 ] 非売品のALLスティービー・ワンダーの有名な2枚組MIX-CD。レア・アイテムも結構収録されているので、アナログやOFF-THE-AIRからのトランスファーがほとんど。音質にバラツキはあるものの錚々たるアーティスト達によるスティービー作品を聴く事が出来ます。やはり本人による72年のdisc2 M-2「Soul Train」の弾き語りの物凄さに息を飲むばかり。That's Entertainment !! さすが、DJ.SPINNA。(夏目)

" Stories To Tell " Flora Purim ● OJCCD6192
最近も盛んに活動しているフローラ・プリムのアーシーでサイケな名作。ちょとスカスカなMIXが勿体無いが、内容は超充実。それもそのはず、エドゥ・ロボのM-3「Casa Forte」 、ミルトン・ナシメントのM-8「Vera Cruz」、ボッサ定番ジョビンの M-4「Insensatez」と名曲目白押し。ヨーロッパ的解釈のトロピカリズモかも。(夏目)